グリレK型     Grille  Ausf.K

■ 完成 Finish of paint
▼塗装はキットの説明書に基づいた独特な迷彩パターンとし、塗料はタミヤカラーのアクリル塗料を明るめに調合し、ラッカー用薄め液で溶いています。

▼細かい所ですが、車間表示灯は筒状の後期型とし点灯状態にしてみました。結構、塗り分けが面倒なので、何か良い方法がないか思案中です。

▼排気管などは例によってほとんど汚していません。

▲牽引ケーブルはキットのものは使用せず、ユウリカのパーツ(HETZER & MarderⅢ(ER-3535))を2本組み合わせ、アベールのエッチングパーツの革ベルトを巻き付けて取り付けました。
▼履帯はジャーマングレーを下地にクレオスのウェザリングパステルをタミヤのアクリル溶剤で溶いて塗っています。

▲増加装甲を兼ねた予備履帯は車体色にしました。
▼砲弾などがごちゃごちゃ積まれているのが、オープントップ車両の魅力です。 実車では砲弾にカバーが掛けられていますが、砲弾を見せるために作例では省略しました。

▲装甲板上部に溶接留めされている幌取付ベルト用金具や偽装用環状金具は少し明るくして目立たせました。
▼無線機なども細かく作り込みましたが、完成させたことにより見える範囲が狭まりました。

▼装甲板の接合ボルトは油彩によるピンウォッシュのみに留め、あえてボルト部分はあまり目立たせないようにしました。

▼車外装備品の木製の柄はクレオスのタン(44)を下地にし、油彩のバーントアンバーとバーントシェンナで仕上げてみました。

▲車外装備品は車体基本色塗装後に取り付けています。
▼主砲を上げた状態で、トラベルロックは解除して前に倒し、防盾が上方に立ち上がり砲の下部を防御していることが分かると思います。

  完成後、2015年5月に開催された「第26回モデラーズクラブ合同作品展」のランナーズのブースにてグリレH型やⅠ号戦車重歩兵砲とともに展示し、多くの人に直接見ていただくことができました。
 諸事情(笑)により製作過程の紹介が5年も遅れてしまいましたが、ご感想などを掲示板に投稿していただけるとありがたいです。

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