自走榴弾砲 ヴェスペ 
"Wespe" GeschuetzwagenⅡ
fuer 10.5cm le.F.H.18/2(Sf.)
製作(4)  Model making(4)
■車台の製作 Chassis
○車台後部
 溶接表現が省略されているので、プラストラクトの0.3ミリ径のプラ棒を貼り付け、接着剤で柔らかくしてから、デザインナイフでそれらしく跡を付けました。

○後部牽引フック
 キットのものを利用し、ボルトを取り付けました。

○マフラー
 キットのパーツは厚みが足りないと感じたので手を加えることにしました。

 0.5ミリ厚のプラ板を挟んで厚みを持たせ、排気管の形状は実車に近づけるように修正しました。

 キットにはマフラーカバーは含まれていませんが、初期生産型ではⅡ号戦車F型と同じカバーが取り付けられているので、エッチングパーツを利用することにしました。
 次のとおりA(アベール)、V(ボイジャー)、P(パッション)から発売されており、パッションモデルは出来が良いのですが、マフラー本体の厚みを増したことで長さが足りず、作例ではアベールのものを用いました。

 車台への取付金具はボイジャーのエッチングパーツを利用しましたが、取付方法が実車とは異なるので、手を加えています。


■足まわりの組立・塗装
 この時点で足まわりを塗装して、車台に取り付けました。
 以前はすべて完成させてから塗装していましたが、効率は悪くなりますが、下から上に組み立てながら、その都度塗装しています。


■作業・塗装ベースへの取り付け
 作品を直接持って組立作業をすると破損させたり、塗装時には指紋が付いたりするので、それらを防ぐためにベースに固定します。
 専用の市販品もありますが、私は100円ショップのディスプレーケース(フラットタイプ)を利用しています。

▼ベースの汚れ防止用にマスキングテープを貼り、直径3ミリの穴を開けて「なべネジ」を下から差し込みます。

▼作品には板ナットをブラ板で固定しておき、「なべネジ」でベースに固定します。
 このベースではⅡ号戦車や38(t)戦車などの軽戦車が固定できます。

 このケースの利点は透明カバーが付いていることで、破損やホコリの付着が防止できるとともに製作途中の作品が見られることで、私自身のモチベーションの持続に繋がっています。

 また、このケースは積み重ねができるので、透明カバーを下にすれば、作業しやすくなります。

 今後はこのベースに付けたまま、組み立てや塗装作業を進めていきます。 (続く)


 
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