自走榴弾砲 ヴェスペ 
"Wespe" GeschuetzwagenⅡ
fuer 10.5cm le.F.H.18/2(Sf.)
製作(7)  Model making(7)
戦闘室の製作(2) Fighting compartment
砲 弾Ammunition
 作例の初期型車両では砲弾ケースに砲弾を入れることから、各社の砲弾パーツを確認しました。

 TPはタミヤ製キットのプラパーツ、TBはタミヤの真鍮製パーツ、Vはボイジャーモデルのエッチングパーツに付属していた真鍮製パーツ、AはAFVクラブの真鍮製パーツです。※各キットの詳細はこちらを参照
 比較して分かるようにボイジャーモデルのパーツは他のものより僅かに細身であることが分かります。
 作例では砲弾ケースをボイジャーモデルのパーツを利用していますが、他社の砲弾パーツが砲弾ケースに入らないことが分かりました。これは、タミヤの車台(シャーシー)パーツの側板が強度を持たせるために厚みがあり、砲弾ケース及び砲弾がそれに合わせて設計されていることが原因と思われます。
▼そこで、砲弾はボイジャーモデルの真鍮パーツを用いることにして、本体はフィールドグレー、信管はクロームシルバーで塗装してパッションモデルの各種砲弾デカールを貼ってみました。 ※写真はAFVクラブのパーツのもの

 ちなみに実車の携行弾数はカタログデータ上では30発(32発の資料有)です。砲弾ケースは前部が12発(6発×2ケース)、後部が14発(7発×2ケース)なので、残り4発の積載位置が不明です。(ヴェスペの場合、床下は燃料タンクがあるので収納不可)
 なお、積載弾種は榴弾18発(A.Z.23信管付き)、榴弾4発(二重作動信管付き)、成形炸薬弾8発の計30発が一般的とされ、攻撃目標によって弾種が異なり、発煙弾なども用られました。
▼作例では砲弾ケースをタミヤのダークイエロー2(LP-55)で塗装後、砲弾を取り付けました。

戦闘室の塗装
▼戦闘室内もダークイエロー2で塗装し、砲弾ケースを取り付けました。

▼なお、この時点では砲弾ケースのフタは取り付けていません。

▼作例の後期型車両も同様に戦闘室内を塗装しました。(続く)




 
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