自走榴弾砲 ヴェスペ
"Wespe" GeschuetzwagenⅡ
fuer 10.5cm le.F.H.18/2(Sf.)
Top
01
Reference
02Kit
03Modeling
04Gallery
製作(12)
Model making(12)
●
戦闘室側板
Side armor plates
タミヤの装甲板パーツ(D19,D20など)は個体差があるかとは思いますが、ヒケが見られたのでパテで埋めました。
ちなみに使用したパテは乾燥しても肉やせが少ないフィニッシャーズのラッカーパテです。
▼ヒケの原因は内側部分に凸凹モールドがあるためです。
▼薄い装甲板を表現するにはエッチングパーツに置き換えるか、プラ板で作り変えれば時短になりますが、作例ではキットのパーツを使用したかったので、凹部分はプラ板で埋めて見える範囲を薄く削りました。
●
補助防弾板
armor plates
実車では防盾と戦闘室側板の隙間の防御のために防弾板が取り付けられており、キットのパーツではモールドで表現されていました。
作例ではパーツを薄くした際に、そのモールドを削り取ったため、別パーツで再現することにしました。
▼作例の初期生産型では補助装甲板をプラ板で自作し、ボルト類はマスタークラブのパーツを使用しました。
▼補助装甲板を取り付けた状態
▼作例の後期生産型ではボイジャーモデルのエッチングパーツを、ボルト類はマスタークラブのパーツを使用しました。
▼補助装甲板を取り付けた状態
あまり知られていませんが、実車では戦闘室側板はエンジン整備のため、前部の側板がボルトにより取り外されことができました。
▼実車の初期生産型では、その5本のボルトへッドが残されていたことが記録写真で確認できるので、作例ではマスタークラブのボルトパーツで再現し、側板の前部と後部の接合部はスジボリで再現してみました。
▲実車では天幕取付用の金具は初期タイプを取り付けているので、アベールのⅠ号対戦車砲用のエッチングパーツを取り付けました。
▼実車の後期生産型では、ボルトヘッドが切り取られ、内側のナットを外すことで、前部側板を取り外すことができました。作例では側板の前部と後部の接合部はスジボリで再現してみました
▲後期生産型では天幕取付用の金具は後期タイプを取り付けているので、ボイジャーモデルのエッチングパーツを用いました。(続く)
ご意見、感想などがありましたら
掲示板「ヴェスペの製作」
にコメントをお願いします。
コメントが面倒だという方は、今後の励みになりますので下の「拍手」のボタンを押していただければ幸いです。
< Next(製作13)
back (製作11)>