38(t)戦車 B型
Pz.Kpfw.38(t) Ausf.B

 製作  Model making(4) 
■機関室上部
●排気口金網
 暖気排気口には異物の混入防止のため、金網が取り付けられており、キットでもエッチングパーツが付属していますが、各社からもさまざまな金網パーツが発売されているので、比較してみました。
▼金網パーツの比較

①DRAGON
②Tristar
③TAMIYA
④ABER(35200)
⑤⑥VOYAGER MODEL(PE35143)
⑦GRIFFON MODEL(L35009)
⑧Passion Models(P35-152)
 見てのとおり、いろいろあって選択に迷うので、実車の記録写真で確認してみました。
▼実車の金網

 意外と目が細かいことが分かります。
 私は個人的な好みとしてアベールのパーツを選択しました。

 なお、現存車両の中にはレストア時にオリジナルとは違う金網(ボイジャー⑥)を取り付けている例があるので注意が必要です。
●機関室ハッチ固定ボルト
 ハッチは上方に開く構造になっており、そのハッチが閉じた状態で振動で開かないように四角ボルトにより固定されていますが、キットではそのボルトがうまくモールドされていません。
▼キットの機関室ハッチパーツ

▼実車の機関室ハッチの固定用四角ボルト

  そこで0.5ミリ×0.5ミリのプラ角棒でそれらしく再現してみました。
▼修正後

●車間表示灯
 1940年3月からノテックライトとともに車間表示灯が追加装備されています。本来は車体後部左側に装着されるように指示されていたのですが、38(t)戦車はドイツ製車両とは異なり、右側に操縦席が配置されているため、当初は右側に取り付けられていました。(1941年以降は左側)

 作例では「T字型」のエッチングパーツに車間表示灯をアドラーズネストの「六角ボルトヘッドSSS」(ANE-0012)で固定し、電気コードは機関室内へと配線しました。

●車体後部
 両端の履帯張度調整装置などに省略が見られるので、プラ材やエッチングパーツなどでディテールアップしました。



●マフラー
 マフラー取付金具の右側の位置(矢印)が気になったので確認しました。
▼修正前

 実車写真で確認してみます。
▼実車写真

  右側の取付金具を位置が実車とは異なるようなので、右側に移設しました。(マフラーを取り付けるとほとんど見えなくなりますが、自己満足で修正しています。)
▼修正後

  また、排気管が細いと感じたので太くしてみました。
▼排気管をパテで太くしてみた(B型)

▼排気管を2ミリ径のフレキシブルプラ棒で作り変えた(C型)


■砲 塔
●車長用ハッチ
 取っ手などに手を加えました。

●側面下部リベット
 キットでは組み立てると砲塔下部に段差が生じますが、段差があるのは側面装甲板が厚くなったE型以降なので、プラ板でツライチにし、省略されているリベットを追加しました。(見える範囲で3コだけですが)

 ちなみに、このリベットを表現しているのはドラゴンのキットのみです。
●後部リベット
 両端のリベットは実車では外寄りギリギリなので修正しました。

  なお、この後部バネルはキットでは隙間が生じるので、組み立てて隙間をパテ埋めして整形した後にリベットを正しい位置に接着した方が綺麗に仕上がります。(続く)

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