Ⅰ号戦車B型
Pz.Kpfw.I  Ausf.B

■ 完 成  Finish of paint
Ⅰ号戦車B型(後期型熱帯地仕様) Pz.Kpfw.I Ausf.B (6.Serie Tp) 
 車体設定は第6生産シリーズの熱帯地仕様としました。熱帯地仕様への改修は北アフリカ戦線向けで、生産終了後の1941年頃に行われたものと思われ、改修台数も不明です。北アフリカ戦線でのA型の記録写真はよく見られますが、B型の写真は意外に少なく、私は数枚しか確認できませんでした。
 なお、塗装はゲルプブラウン(RAL8000)を想定してガイアカラーのゲルプブラウン〈1941〉で基本塗装しました。

⑩片方の車両との差別化を図るため、牽引ロープの取付方法を一般的なものとしています。イタレリのキットには付属していた標準装備のロープがなぜかドラゴンのキットに含まれていません。しかし、このように取り付けると引き締まったイメージとなりました。

⑪車体前部でもう一つ差別化を図ったのは1939年から追加装備されたノテック・ライトです。このライトのパーツの形状は各社で研究されたようで、形状はほぼ差異が無くなり、どのパーツでもよいのですが、作例ではトライスターのものを使用しています。
⑫機関室は熱帯地仕様のため、通気口とその装甲カバーが追加改修されましたので、それをプラ材で再現しました。

⑬後部フェンダーのマッドフラップは生産初期に見られるタイプを再現しました。
⑭牽引フックは一般的な形状をプラ材で再現

⑮誘導輪基部の補強用パイプはキットのものをそのまま利用
⑯1937年に追加装備された発煙筒ラックはプラ素材による自作です。右側の取付材はL字型のアングル材によるもので、エッチングパーツもありましたが、真鍮板や真鍮帯板をハンダ付けにより組み合わせてアドラーズネストの六角ボルトヘッドSSS(ANE0012)により車体に取り付けました。
⑰発煙筒の左側への取付方法の解釈についてはいろいろとあり、ドラゴンのキットやエッチングパーツ各社でも異なります。これは、この部分の鮮明な写真が無かったことが原因でしたが、不鮮明ながら幾枚かの記録写真が公開され、これらの写真から排気管基部の装甲カバーに付くボルトを利用して取り付けられているようなので、再現しました。なお、紛失防止用チェーンはアベールのA型用エッチングパーツ(35118)から流用しました。

⑱また、車内から発煙筒への点火用コードも0.2mm径の真鍮線で再現してみました。
⑲ノテック・ライトと合わせて追加装備された車間表示灯はこの車体の場合、機関室上部左側に装着され、作例では実車同様に延長コードも0.2mm径の鉛線にて再現してみました。

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