Ⅲ号戦車A型
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 Ⅲ号戦車A型の製作
  ブロンコモデルのキットはミニアートを参考にして設計しているため、誤りまで忠実に再現している反面、近年公開された資料写真を反映したフェンダーの滑り止めパターン表現や車体前部上面の変速機・走行装置点検ハッチ(操縦手及び無線手用ハッチ周囲)のモールドが再現されて好感が持てました。
 作例では実車自体の資料が少ないので、気になるパーツのみを少し手を加えたり、他のキットから流用し、砲塔内はハッチを開けて見せるつもりがなかったので作りませんでした。
 なお、製作時は当HPで公開する予定がなく、必要最小限の写真しか撮影していなかったので、ご了承ください。

■足まわり
 基本的にキットの素組みです。
 履帯については考察雑記帳の「Ⅲ/Ⅳ号戦車の38cm幅履帯」を参考にしてください。

車体前部

①前照灯
 ライト支柱が貧弱なのでプラ棒で作り、内部に真鍮線を通して補強しました。
②前部フェンダー支持架、ストッパー
 A~D型はE型以降の量産型とは異なり、前照灯の横に付けられていますが、実感に乏しいので、プラ材で自作し、マッドフラップのストッパー(前後とも)はドラゴンのⅢ号戦車のパーツに取り替えました。
③車幅灯
 取付金具及び電気コードは真鍮板及び真鍮線に取り替え、カバー無しにしたかったので、キットのパーツを使用せず、レンズをウェーブの「H・アイズ3ミニ(クリア)」を薄くして取り付けました。 
④警笛
 タミヤの「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット(35185)」のパーツに取り替えました。

砲塔前部

⑤アンテナよけ、手すり
 破損防止のため、真鍮線に変更しました。
⑥ダミーのペリスコープカバー
 縦長の穴が大きすぎると感じたので、ドラゴンのⅢ号戦車F型の製作時に不用となるパーツを流用しました。

車体後部右側

⑦砲塔側面の溶接跡
 
側面ハッチ前に装甲板の溶接跡がモールドされています(赤線部分)が、Ⅲ号戦車の砲塔では見られないので削り取りました。(ミニアートを参考にしたと思われます。)
⑧10tジャッキ

 この時期のジャッキでクランクハンドルを折り曲げて積載するタイプは見たことがないので、個人的な好みでこれもタミヤの「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット(35185)」のパーツに取り替えました。
⑨消火器
 キットには1個しか付属していなかったので、ミニアートのパーツ2個を流用し、アベールのエッチングパーツでモールドを強調し、不足していた1つはジャッキの内側に取り付けました。
⑩尾 灯
 尾灯の取付金具はキットではエッチングパーツで再現していますが、形状的にも強度的にも問題があるので使用せず、プラ板で自作しました。
⑪牽引ケーブル
 先端のアイ部分と取付金具はドラゴンのⅢ号戦車の不用パーツから流用し、ケーブルはKARAYAの0.6mm径の銅線パーツを黒染めして取り付けました。(KARAYAは現在国内流通していないようですが、EUREKA XXLで代用できます) ちなみにA~F型に装備された牽引ケーブルの長さは資料がないので、先端のアイ部分を含め、Ⅰ号戦車の資料に基づき10メートル(実車)であると推定して製作しています。
 ⑫後部牽引フック
 形状が今一つであると感じたのでプラ板で自作しました。

車体後部左側

⑬斧、バール
 キットのパーツの出来が今一つだったので、これらもタミヤの「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット(35185)」のパーツに取り替え、クランプはアベールのエッチングパーツを利用しました。
⑭アンテナケース
 アンテナ及びケースは、大隊長車及び中隊長車以外の車両がFu.2無線機を搭載していることからキットでは1.4mアンテナを想定しているようです。
 しかし、記録写真から判断できるアンテナケースの長さなどから2mアンテナであると推定して、パッションモデルの真鍮製2mアンテナ(P35-020)に取り替え、アンテナケースの側面形状の出来も良くないのでエバーグリーンのプラ板で自作しました。
⑮機関室上部
 点検ハッチのグリルやヒンジの形状が不明なため、キットのままとし、キットに付属する金網は取り付けませんでした。ただし、ハッチのロック機構はあるだろうと手持ちのエッチングパーツをそれらしく取り付けました。

その他
○車載機関銃
 アドラーズネストのMG34(前期型)車載機関銃銃身(ANM-35006)を黒染めして取り付けています。

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