Ⅲ号戦車B型
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Ⅲ号戦車B型の製作
 ミニアートからB型キットの改訂版が発売されたことで、4年ぶりのAFV模型製作が再開しました。既に旧キットを購入していたので、新旧2つのキットを元に製作してみました。
  なお、製作時は当HPで公開する予定がなく、必要最小限の写真しか撮影していなかったので、ご了承ください。
足まわり
 基本的にキットの素組みです。
 なお、多くのモデラーが指摘されているように少なくとも旧キット(35162)のプラ材質はもろく、細い部品は少しの力で簡単に折れてしまうので、車軸などのパーツは補強した方がよいと思います。
 履帯については考察雑記帳の「Ⅲ/Ⅳ号戦車の38cm幅履帯」を参考にしてください。

 車体前部
①マッドフラップ
 記録写真から短く感じたので、下方に1ミリ延長し、それに合わせて内側の形状をプラ材で作り直しました。

②前部フェンダー支持架、ストッパー

 実感に乏しいので、プラ材で自作し、マッドフラップのストッパー(前後とも)はドラゴンのⅢ号戦車のパーツに取り替えました。
③前照灯
 ライト支柱が強度的に弱いので、プラ棒に換え、中に真鍮線を通して車体に取り付けました。
④滑り止め板
 ▼キットの滑り止めパターンのモールドは、A型と同じ菱目模様です。

 ▼A型の滑り止めパーターンが菱目であったという根拠となった写真ですが、私にはドットパターンにも見えます。

 ▼こちらは1939年ポーランド戦時とみられるⅢ号戦車の写真ですが、砲塔側面のクラッペの形状、フェンダー状の小型工具箱が支持架の後ろに位置していることなどからD型と判定しました。

 ▲フェンダーがドットパターンであることが確認でき、後述する対空機関銃架の詳細が確認できます。
 ▼こちらも1939年ポーランド戦時のⅢ号戦車です。

 ▲キューポラの形状からC型以降で、フェンダー状の小型工具箱が支持架の前に位置していること、わずかに見える後方の吸気口の前部形状からC型ではないかと推定し、C型もドットパターンだと判断しました。
 以上からB型もE型以降の量産型と同じドットパターンだと推定し、作例ではキットのモールドを削り取り、アベールのエッチング板(PP06(寸法55×85mm),PP15(寸法40×140mm))を貼りました。

⑤車幅灯
 取付金具及び電気コードは真鍮板及び真鍮線に取り替え、カバー無しにしたいのでレンズをウェーブの「H・アイズ3ミニ(クリア)」を薄くして取り付けました。
⑥操縦手覘視孔  
 操縦席には2つの覘視孔がクラッペの上にありますが、キットではクラッペの中心に開口されていますが、記録写真では内側にずれて見えるので、孔を埋めて開け直しました。
⑦対空機関銃架
 取付基部が気になったので、前述の記録写真を参考にしてプラ材等で作り直しました。

砲 塔
⑧砲身基部
 プラ材にて溶接表現を加えました。
○砲塔側面の溶接跡
 側面ハッチ前に装甲板の溶接跡(赤矢印)がモールドされていますが、Ⅲ号戦車の砲塔では見られないので削り取りました。

○砲塔内部
 これも多くのモデラーが指摘されているように、キットのようなバスケット構造ではなく、作例ではハッチは閉じて内部が見えなくなるので、砲塔内工作は省略しました。

機関室上面
⑨グリル
 改訂版キットではエッチングパーツが用いられていますが、仕切り板が薄いと感じたのでエバーグリーンのプラ材に換えました。また、グリルから内部が見えるので、内側に板を隙間を設けて取り付けました。

⑩牽引ケーブル
 先端のアイ部分と取付金具はドラゴンのⅢ号戦車の不用パーツから流用し、ケーブルはKARAYAの0.6mm径の銅線パーツを黒染めして取り付けました。
⑪吊り上げフック
 2つのマフラーの間にあるフックが省略されているので、旧キットから流用して取り付けました。

車体後部左側
⑫10tジャッキ
 この時期のジャッキでクランクハンドルを折り曲げて積載するタイプは見たことがないので、個人的な好みでこれもタミヤの「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット(35185)」のパーツに取り替え、取付金具などはキットのパーツを利用しました。
⑬尾 灯
 キットでは省略されているので、他キットから流用し、取付金具はプラ板で自作しました。(写真は撮影のために仮置きしているため、斜めになっています)
⑭消火器
 キットのパーツでもよいのですが、モールドにメリハリがあるパンツァーアートの初期型消火器(RE35-259)に換えてみました。


車体後部右側
⑮アンテナケース
 アンテナケースの出来が良くないので、エバーグリーンのプラ板で自作し、アンテナ本体は真鍮製のパーツに取り替えました。

⑯スコップ、⑰斧
 スコップが省略されているので、斧とともにタミヤの「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット(35185)」のパーツに取り替え、スコップの柄は短いのでプラ棒で自作し、 クランプはアベールのエッチングパーツを利用しました。

車体前部右側
⑱履帯連結具
 アベールのエッチングパーツ(35A98)に換えました。

⑲ジャッキ台
 ベルトなどエッチングパーツに換えました。

その他
○溶接跡
 モールド表現が今一つなので手を加えています。
○車載機関銃
 アドラーズネストのMG34(前期型)車載機関銃銃身(ANM-35006)を黒染めして取り付けています。

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