Ⅲ号戦車E型
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Ⅲ号戦車E型の完成 Finish of paint

 1939年9月のポーランド戦ではⅢ号戦車は計87両が部隊配備され、そのうちE型は多くても19両が配備されていたようなので、これを再現することにしました。
▼塗装設定はドゥンケルグラウとドゥンケルブラウンの2色迷彩とし、塗料はAKインタラクティブのリアルカラーRC56とRC57を基本色にしました。

▼マーキングは記録写真で確認できた砲塔番号211とし、在庫デカールを利用しました。

▲きたむら氏によると、この車両は第1装甲師団(多分第1戦車連隊)所属車両だということです。ちなみに、1939年当時のⅢ号戦車は1個戦車連隊に3両、各戦車大隊の最後の中隊に配備が基本でしたが、第1装甲師団は第1戦車連隊が20両、同師団第2戦車連隊は6両と他の師団よりも多く配備されていました。
▼履帯はモデルカステンの38cm幅履帯で、転輪は75mm厚のゴムタイヤのものにするため、記録写真を参考にリムフランジを平らに加工してみました。

▼フェンダー幅を狭くするため、外側を削りましたが、分かるかな?。

▲E型とし、平行して製作しているF型の作品との差別化を図るため、ブレーキ通気口カバーと砲塔前の跳弾板、無線手用クラッペは無しとし、砲塔のダミーのペリスコープは取り付けました。
▼前照灯と車幅灯はライトレンズをマスキングした効果が出て、カーモデルのようになりました。

▲警笛はタミヤのパーツと交換し、電気コードは試験的に0.4mm径のリード線に取り替えてみました。
▼車体機関銃架の装甲カバーの開口部を狭くし、銃身は砲塔の同軸機銃とともにアドラーズネストの金属製に換えました。

▼バールは真鍮角線に交換し、工具箱は初期型に改造、10tジャッキはE/F型で見られる形状に加工してみました。

▲消火器はパンツァーアートのレジンパーツを切り貼りしてK2S消火器らしくてみました。
▼マッドフラップ受けは一体成形されていたので、真鍮帯板を加工して取り付けました。

▲吸気口メッシュはアベールのエッチングパーツに交換しました。
▼砲塔後部のキューポラ基部の形状変更と溶接ラインを追加しましたが、ほとんど分からなくなりました。

▲機関室上の対空識別用の白帯がこの時期にこの車両に塗られた資料はありませんが、個人的好みによるものなので、参考にしないようにしてください。ちなみに白帯は第7装甲師団第25戦車連隊所属の38(t)戦車が有名ですが、第1装甲師団でも1940年のベルギーにて第2戦車連隊の指揮戦車E型が白帯を付けていたことは知られています。
▼ドラゴンの尾灯パーツのレンズ部分は凹状にモールドされているので、ガイアノーツのUVジェルクリアで厚盛りしてガラス部分を表現し、クリアレッドとクリアオレンジで着色しました。

▼牽引ケーブルは0.6mm径銅線ワイヤーに、先端のアイ部分は小さなユウレカのパーツに交換しました。

▲記録写真を見るとケーブルは白く見えますが、これは腐食防止のために亜鉛メッキ処理がされているからだと推測します。そのため、新品ケーブルはシルバーとなりますが、そのように私が塗るとおもちゃっぽく見えてしまうので、作品では黒染めのままとしています。
▼E型はポーランド戦に登場した唯一の量産型なので、Ⅲ号戦車の中でも好きな車体です。(2020年5月完成)


  
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