Ⅰ号戦車B型
Pz.Kpfw.I  Ausf.B

■ 完 成  Finish of paint
Ⅰ号戦車B型(第5生産シリーズ)Pz.Kpfw.I Ausf.B(5.Serie)
 車体設定は第5生産シリーズです(ちなみにA型は第2~4生産シリーズ)。B型の生産開始は1936年7月又は8月とされており、この車体もその頃の設定としました。塗装は大戦初期に見られるドゥンケルグラウ(RAL7021)とドゥンケルブラウン(RAL8002)の2色迷彩とし、ドゥンケルグラウはMr.カラーのジャーマングレー(40)を基本に色の源シアン(CR1)とホワイトを調合し、ドゥンケルブラウンはダークアース(22)で再現しました。


①ショベルと手斧の柄はタミヤカラーのデザートイエロー(XF-59)で下塗りして油絵の具のバーントアンバーなどで仕上げました。溶接跡は過大な表現となってしまい、反省しています。塗装することにより、多種多様であった素材が一つにまとまり、ドラゴンのキットを製作した経験の無い人には素組みしたと思われても仕方がありません。

②このアンテナケースはキットではなく、プラバンによる自作ですが、誰も判らないでしょうね。

③排気管基部の装甲カバーにはこの時期ではボルトが見られないため、キットのパーツから削り取りました。

④後部フェンダーのマッドフラップは生産初期に見られるタイプを再現しました。  ※アハパン第7集では後期型としてるが、誤りです。
⑤牽引フックは極初期に見られたタイプを自作しました。
⑥誘導輪基部の補強板も極初期に見られるもので、これもプラバンで再現しましたが、形状は一部推定です。
⑦機関室がプラバンで自作したものとは、誰が思うのでしょうか? 各ハッチの溝はスジボリ堂のBMCタガネにより再現し、ヒンジは自作したものをレジンで複製しました。

⑧寄せ集めて作った消火器の黄色いラベルは自作デカールです。一般的な消火器のラベルは市販されていますが、この初期型消火器のラベルは無いため、現存するものを参考にして自作しました。デカールデータの文字は拡大すれば読める精度です。
⑨暖気排気口もこだわったもので、エッチングで組み立てたグリルや異物混入防止用ネット、側板の薄さに注目してください。


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