II号戦車 A,B型
Pz.Kpfw.II Ausf.A, B
製作(8)  Model making(8)
砲 塔 Turret
2cm戦車砲 2cm Kw.K.30
▼各社のパーツを比較します。


▲個人的にはパッションモデルズのパーツがお気に入りですが、入手困難なので、A型(タミヤベース)はMASTER-MODELの「2CM KwK30 L/55 & MG.34」(GM-35-046)、B型(ドラゴンベース)はRB Modelの「2cm KwK 30 L/55」(35B25)を利用することにしました。
▼消焔器部分はMASTER-MODELは3Dプリント出力品、RB Modelは真鍮製

MG34機関銃  MG34
▼各社のパーツを比較します。

▲A型(タミヤベース)はMASTER-MODELの「2CM KwK30 L/55 & MG.34」(GM-35-046)、B型(ドラゴンベース)はMausModelerの「MG34 銃身セット」(Mv35-010)を用いました。
車長用ハッチ Commander's hatch
 ハッチのヒンジ形状が異なるので、トライスター(現ホビーボス)のI号戦車A型のヒンジを一部流用しました。
▼A型(タミヤベース)

▲砲塔上面の皿ネジはPassion Modelsの「0.6mm Screw Heads」(P35-001、絶版)を埋めました。
▼吊下用フックはVOYAGER MODELのエッチングパーツを利用しました。

▼A型(タミヤベース)

▼B型(ドラゴンベース)

▼B型(ドラゴンベース)


車体前部 Front
牽引ケーブル Tow Cable
 タミヤのキットは一体成形されたパーツで再現されていますが、ドラゴンのキットは省略されています。
▼作例ではEUREKA XXLの「Towing Cable for PzKpfw II」(ER-3534)のパーツを利用しました。(アイ部分はレジン製、ケーブルは0.4mm径の銅線)


右フェンダー Right track guard
バール Wrecking Bar
 作例では本体はタミヤのパーツを、クランプはMausModelerの「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のSサイズを用いました。

ワイヤーカッター Wire Cutter
 作例ではMausModelerの「ワイヤーカッター」(mv35-004)、クランプも同社の「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のLサイズを用いました。
 
対空機関銃架 Anti-air MG mount
 実車では増加試作型のb型から追加装備されましたが、B型生産途中の1938年2月12日付けで廃止されましたが、在庫分のパーツは装備されたようです。(Ⅲ号戦車やⅣ号戦車も同様に装備廃止)
 ドラゴンのキットにパーツが含まれていますが、記録写真と比較して太いのでエバーグリーンの丸棒などで自作し、A型(タミヤベース)に取り付けました。

S形フック S-Hook
 両社のパーツを比較するとドラゴンのパーツはタミヤより小さく、PANZER TRACTSの図面と同じ大きさで正しいように思えますが、記録写真で検証するとタミヤのパーツが近いようなので、タミヤのパーツを利用し、クランプはMausModelerの「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のM2サイズを用いました。

始動用クランクハンドル  Starter Crank
 こちらもタミヤのパーツを用い、クランプはMausModelerの「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のSサイズを用いました。

MG34用付属品箱 Tow box for MG34
 両社のパーツは全く異なり、タミヤのパーツが正しいので、それを使用しました。

予備砲身収納箱 Spare gun barrel storage
▼パーツ比較

▼こちらもタミヤのパーツを用い、省略されているヒンジはエバーグリーンの0.3mm径丸棒とプラストライプの0.14mm厚0.5mm幅のプラ板で自作し、フタの留め具はMaus Modelerの「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のパーツを用いました。


左フェンダー  Left track guard
Axe
▼パーツ比較

▼作例ではほとんど見えないので、それぞれのパーツを用い、クランプはMausModelerの「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のM2サイズを用いました。

ショベル Shovel
▼パーツ比較

▼Maus Modelerの「車載スコップ」(mv35-015)を用い、クランプはMausModelerの「OVM クランプ 前期型」(mV-35-001)のSサイズを用いました。

アンテナ Antenna
▼パーツ比較

▲作例ではPassion Modelsの3Dプリント製の「2M起倒式アンテナセット」(P35-168)を用いました。
アンテナケース Antenna trough
 作例ではモールドが優れたタミヤのパーツを用いました。

ジャッキ Wooden Block for Jack
▼MausModelerの「ジャッキ台」(mv35-016)を用い、取付金具はVOYAGER MODELのエッチングパーツを切り詰めて取り付けました。

3tジャッキD型 3ton Jack Type D
▼パーツ比較


▼タミヤのパーツを用いてディテールアップし、2種類作り比べてみました。


消火器 Fire extinguisher
 実車ではA型から消火薬剤の容量3リットルのK3Sから容量2リットルのK2Sに変更されています。
▼パーツ比較

▲作例ではMausModelerの「消火器初期型セット」(mv35-017)を用いました。


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